画像処理ライブラリPillowのImage.effect_noiseによりピクセル値128を中心としたガウス雑音(ガウシアンノイズ)を持つグレースケール画像が生成される。ガウス雑音は正規分布と等しい確率密度関数を持つ統計的雑音。
Pillow(PIL)を使うためにはインポートが必要。PIL.Imageモジュールは通常以下の形式でインポートされる。
from PIL import Image
1. Image.effect_noise
Image.effect_noiseの書式は以下。
PIL.Image.effect_noise(size, sigma)
引数 | 意味 |
---|---|
size | 生成する画像サイズ。(幅、高さ)のタプル |
sigma | ノイズの標準偏差 |
sigmaを5, 20, 100と変えて画像を生成する例。sigmaが大きいほど輝度のばらつきが大きくなる。
from PIL import Image im = Image.effect_noise((400, 100), 5) im.save('effect_noise5.jpg') im = Image.effect_noise((400, 100), 20) im.save('effect_noise20.jpg') im = Image.effect_noise((400, 100), 100) im.save('effect_noise100.jpg')
'effect_noise5.jpg'
'effect_noise20.jpg'
'effect_noise100.jpg'
2. リファレンス
Pillow (PIL Fork) > Image Module > PIL.Image.effect_noise(size, sigma)
使用バージョン:Python 3.8.12 / Pillow 9.0.0
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